情報提供:建通新聞社
浜名湖のアサリ漁場改善 1月にも調査委託
静岡県は、浜名湖地区沿岸の漁場整備実証事業に伴い、1月中にもアサリ漁場改善調査を委託発注し、アサリ資源回復のため漁場の底質改善の実施を検討する。
浜名湖内のアサリの生息量と環境の関係については、2006年~07年にかけて実施した調査で、湖底の安定性が低い水域では生息稚貝の量が十分ではないことが判明している。季節風が強まる冬期に、波浪などによって湖底が潜掘され、稚貝が減ってしまうことが原因とされている。そこで、冬季に池内の底質を安定させたうえで、波高、流速、底質等の環境とアサリの生存、減耗について調査し、漁場となる湖底の底質改善方法を模索する。
アサリの生存評価では、各調査地点の湖底に複数の試験区を設け標識アサリを放流。供試貝の生存状況を比較・検討するため、各調査地点の水温・流速・波高を観測し、粒度組成を算定。これらの生息条件と供試貝の生残、活力の関係性を調べる。
今回の調査結果を基に、09年度以降の底質改善方法を模索し、実施を検討する。施工場所は浜松市西区村櫛町。
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