テクノサイトがBCPの特別融資を取得
基幹業務システムや車載のマイコン制御、電子玩具の開発・製造などを手がけるソフトウエア開発の㈱テクノサイト(島田市本通5-4-4、大久保節夫社長)は、BCP(事業継続計画)を策定したのに続き、先ごろ静岡県信用保証協会の特別保証を取得した。BCPは、島田商工会議所の専門家派遣支援を受けて昨年から準備を進め、静岡県の事業継続計画モデルプラン(第2版)に沿って今年1月から作業を開始、3カ月の短期間で策定した。同社では自動車や家電メーカーなど県外の顧客が多く、サプライチェーンの確保が最優先事項であることから、激甚災害が発生後すぐに保証枠を使った融資を活用して迅速な業務復旧を目指す。信用保証協会の特別保証はメーカーなどが取得するケースが大半でソフトウエア開発会社が取得するのは珍しく、県内ではあまり例がないという。
BCPでは、パソコンサーバーや機器の破損、従業員や家族のケガ、ライフラインの寸断などを想定して重要業務を部門ごとに洗い出した。従業員の安否確認も項目の一つに入っており、同社では並行して開発を進めてきたクラウドサーバー(Google App Engine)を使った安否確認システム”easyContact“も計画に盛り込んだ。6月14日にはBCPに沿った防災訓練も実施。消火訓練を行うとともに、150人の従業員の安否をeasyContactを使って確かめた。
easyContactの販売にも注力
テクノサイトでは、自社開発の安否確認システム”easyContact“の販売にも本格的に乗り出した。
新システムは、緊急事態発生時に安否確認の責任者がeasyContactに安否確認メールを送信すると、全従業員に安否確認メールが一斉配信される仕組み。従業員は受信したら携帯電話やパソコンから簡単操作で安否回答でき、それらの情報は従業員であれば誰でも確認できる。無事、ケガの程度や確認が取れない人が一覧でわかるため、具体的な復旧作業計画が立てやすい。グーグルのサーバーと同じサーバーを使っているので、インターネット環境があればすぐに利用できるのも大きな特徴だ。利用料は1カ月8000円(100ユーザー)から。無料体験版(10名まで)も用意している。
http://easycontact.technosite.co.jp/
問い合わせ0547・35・2253
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