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ふじのくにNPO活動センターで講演『新しい公共とは何か?』

 ふじのくにNPO活動センター(中部パレット・静岡市駿河区南町14-1)では、NPO法人グラウンドワーク三島の渡辺豊博氏による講演会『新しい公共とは何か?』を7月15日に同センターで開催した。

 グラウンドワークとはイギリス発祥の概念で、市民・企業団体・行政がパートナーとなり、環境再生や街づくり等の活動を行うもの。イギリスでも1980年代に地域社会の衰退が問題視され、発生した活動だという。同NPOは日本型のグラウンドワークづくりに取り組んだ先進事例として注目されている。活動への評価を受け、現在内閣府『地域社会雇用創造事業』のもとで、全国から研修生を募りNPOや地域ビジネスの立ち上げを支援する『グラウンドワーク・インターンシップ』に取り組んでいる。

 一般的なNPOの活動状況について「人手も資金も非常に厳しいなかで、よく頑張っているところが多い。しかし、すごく疲れている」と指摘する渡辺氏。NPOに不可欠な要素として「マネジメント力」と「ビジネス力」を挙げ「事業計画や資金調達、プレゼン、PRなど、企業活動では当然重視されている要素がNPO活動になると急に失われてしまう。サービスをシステム化し、持続性を高めていくためにはこれらの要素が必須です」と解説した。また主題とした新しい公共については「社会のセーフティネットとして機能し、自立し、自律して、自発的に行われる活動であるべき」と指摘していた。

 『グラウンドワーク・インターンシップ』では来年10月までの期間で2400人の研修生を受け入れる予定としている。この中でビジネスプラン・コンペティションを実施して、優秀者には起業支援金を支給するなどの活動へとつなげていく。

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