静鉄タクシーが電気自動車タクシー運行開始
静鉄タクシー㈱(静岡市駿河区南八幡25-25、八木善一郎社長)は、静岡県内では初となる電気自動車タクシーの運行を開始した。
今回、静鉄タクシーが導入したのは、三菱自動車工業㈱の電気自動車(軽自動車)i-MiEV(アイ・ミーブ)。電気自動車タクシーの運行時間は、8時から18時までで、予約制で乗車を受け付けている。料金は初乗り(1・5キロ)670円、以降309メートルごと80円が加算される。淺場岳人営業推進課長は導入の経緯を、「タクシー会社として、環境問題は避けて通れない重要なテーマ。走行中にCO2を排出しない電気自動車の運行を通じて、地域のお客さまと共にエコを考えていくことが一つの目的」と説明する。
運行開始から一カ月。1日平均で、12~13件の需要があるという。「電気自動車に乗るのは初めてだったけれども、静かで乗り心地も良かった」「機会があればまた利用したい。今度は家族で乗ってみたい」と、利用者の評判も上々だ。
同社・静岡管理所の鈴木利博所長は、「専任ドライバーを配備し、アクセルワークなど電気自動車ならではの運転講習を行いました。また、ご乗車いただいた際に、お客さまから電気自動車のことをたずねられた時にも、いろいろとお話しできるように事前研修もしました」と語る。
現時点では、電気自動車の運行で、採算を取るのは難しいという。が、業界に先駆け、環境に配慮した仕組みを取り入れていくことは、業界そのものの流れを変えていくきっかけになることも事実だ。地域密着型事業を展開する静鉄グループの試みは、今後も注目を集めていきそうだ。
問い合わせ、054・281・5111(配車センター)
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