2月発売後、好調な売れ行き 販売店に「インサイト効果」を聞く
本田技研工業㈱(本社東京)が2月6日に発売した低価格のハイブリッドカー、インサイト。発売後1ヵ月の受注台数が1万8000台と計画の3倍以上を記録した、という報道で注目された。静岡県内での売れ行きをHondaCars静岡清水渋川店(静岡市清水区渋川477-1、築地信行店長)に聞くと、販売の現場ではその波及効果=「インサイト効果」が現れているという。
「2月の発売以来、店舗来場者数が例年の150~200%まで増加しました。まずはインサイトを見て、他の車種も…と比較検討される方も多いですね」(築地店長)。清水渋川店のインサイト受注数は決して多くはないものの、注目度の高さが来店客数増につながった、という「インサイト効果」の影響は大きく、フィット、フリード、ライフといった主力車種の受注を順調に伸ばしているという。
「インサイトの1台目の受注は発売の一ヶ月前。これは当店でも始めてのことでした。注目度の高まりに合わせてメーカーでも情報を提供し、ご説明が要らないほどお客さまが情報を得られているケースもあります」。1・3リッターで189万円のハイブリッドカーというバランスの良さや、優れた燃費性能などが評価のポイントとなっている。4月以降はハイブリッド車購入時の自動車取得税・重量税免除も大きなメリットとなり、さらなる追い風となるだろう。
またハイブリッド車としては低価格のインサイトも、フィット、フリード、ライフ等の同社人気車種と比べれば割高となる。「燃費がほぼ同じならフィットにしよう、金額を抑えて軽自動車のライフに、と人気車種との比較対象にもなっている」と「インサイト効果」の意外な影響もあるようだ。
「購入しやすいハイブリッドカーという特色や、乗ってみて実感できるホンダのポリシーといったものは一過性ではありません。人気の中でも一台ずつ大切に販売していこうと考えています」と築地店長は方針を語っている。
ホンダカーズ静岡では試乗車とともに企業を訪問する「職域展示会」も行っている。

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