NO.1193 2010/03/05
旬/な/人
杉山 清
杉山フルーツ 店主
商いは”損得“じゃなく”善悪“
お客さまを裏切ることはできません。
吉原商店街を最後に訪れたのは、もう数十年前のことです。久しぶりに歩いてみて驚きました。往事の賑わいはなく、約4割の店がシャッターを下ろしていたからです。
しかし、そんな現状など”どこ吹く風“と、毎日行列ができる店があります。杉山フルーツ。ヒット作である”生フルーツゼリー“は、全国からお客さまが買い求めに来るほどの人気です。いま、日本で一番元気な個人商店。店主の杉山清さんを紹介します。
Company File
清水建築設計室
3業種が集まる「森とま」で山の地産地消
いろんな人の相談に乗らねば、設計事務所は生き残れない
この深刻な住宅不況にもかかわらず、「森とま」など幅広い活動を通じ、小さいながらも頑張っている建築設計事務所がある。清水建築設計室(管理建築士・清水利至)がそれだ。「森とま」というのは、「しずおか森と学ぶ家づくりの会」の略称であり、林業、製材所、建築設計事務所の3業種が運営している。その意味するところは、こちらから積極的に森へ入っていき、森といっしょに木材などを考えようということ。地元で育った木を、主に地元の木造建築物に転換させるという点からは、地産地消といってもいい。清水氏は、「これからの建築設計事務所は図面を描くだけでなく、いろんな人の相談役のようになっていかないと、生き残れない」と、将来に目を据える。
ご存知?静岡発!!のヒット商品
ロックピン[ 松尾製作所 ]
子どもたちの胸の名札留めでおなじみの安全ピン。
赤ちゃんのオムツ留めや枕カバーなど、身の回りでごくふつうに使われてきました。そんなありふれた日用品ですが、半世紀も前に”さらにもっと安全に使えないか“と考え、世界に売り出した会社が静岡にあるというと、ちょっと興味がわきませんか?その会社が㈱松尾製作所(静岡市駿河区富士見台)です。1955年ころ、現社長の父親で創業者の故・克己氏が当時、幅広く出回っていた安全ピンに着目し、”これにプラスチックのカバーを付けたらキレイで、しかもはずれにくくなる“と確信。ピン裏側のカバー内部を、のの字の構造にして”ロックピン“の名称で売り出します。後に世界で愛される大ヒット商品の誕生でした。
オトナの休息時間
[中国料理]広東料理 棗(なつめ)
飲茶だけでない、広東料理の深さを
多くの方に伝えたい
一昨年の全日本中国料理コンクールに出場し、前菜部門の銅賞に輝いた。「張り詰めた空気の中で、手が震えるような緊張を感じながら、調理の腕を試される。自分の培ったものを出し切りたいと思いながら臨み、上には上がいると知る。ほかにはない刺激を受けた貴重な機会でした。若い人たちには一日でも早く味わってほしい。料理人としての人生が変わります」。舞台で試され、結果を残した水野さんの広東料理は、それを味わう人たちを必ず満足させることだろう。
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